営業からWebディレクターに転職した話

営業からWebディレクターに転職した話

4年前、私は人材紹介の営業マンからWebディレクターへとキャリアチェンジをしました。
同じようにキャリアチェンジを検討している方の参考になればと思い、私の体験談を記事にしています。

営業とWebディレクターの共通点とは?

転職をする際、「Webディレクター」という職種のことを、正直あまり深く理解していたわけではありませんでした。
が、いざ勤務が始まると、「意外とこれまでの積み上げが活きる職種だな」と感じたのを覚えています。

例えば下記のような点が共通点だと思っています。

  • ・お客様とのコミュニケーションが重要な仕事である
  • ・採算管理が求められる仕事である
  • ・お客様からのダイレクトな反応を得られる仕事である
  • ・自社と顧客の両方に対しての深い知識が必要である

特に、業務の中心が顧客対応である点が、営業のそれと近いところが一番大きな共通点ですね。


営業とWebディレクターの違い

とはいえ、異なる点も多く存在します。

  • ・営業目標やノルマを達成することが主の命題ではなくなる
  • ・個人売上に応じた直接的なインセンティブがない
  • ・より顧客との関係性が密になる
  • ・社内のクリエイターとの関係性が重要になる


営業経験が活きるWebディレクターの仕事

営業としての経験がWebディレクターの仕事に活きる点は多々あります。
特に、「顧客との折衝スキル」はそのまま役立ちました。Webディレクターも顧客満足が重要であり、顧客を理解し、誠実に対応し、成果でお返しする点は営業と共通しています。

営業経験が活かせるポイント

  • ・顧客とのコミュニケーション能力
  • ・課題解決力
  • ・相手に応じた提案スキル
  • ・成果を求める姿勢


転職後に感じた壁

ただし、なにも壁がなかったわけではありません。
当然、WebやITの世界ははじめてでしたので、専門用語に対しては???でした(笑)今となってはお恥ずかしい限りです。

初めて遭遇したIT用語の例

  • ・SEO
  • ・CMS
  • ・サーバー
  • ・キャッシュ

営業時代には馴染みのない言葉が多く、正直戸惑いを感じました。しかし、営業でも住宅や建材など専門知識が求められる場面があるのを考えると、どちらも「専門知識を学ぶ」という点では同じかもしれません。


転職してよかったこと

私はディレクターになってから、仕事の満足度が大きく上がりました。Webディレクターはお客様のビジネスパートナーとして価値を提供できる社会的意義の高い仕事だと感じています。

まとめ

営業からWebディレクターへのキャリアチェンジは、最初こそ戸惑いもありましたが、営業経験が活かせる仕事であると実感しました。顧客とのコミュニケーションを大事にしつつ、WebやITの知識を少しずつ学んでいけば、必ずやりがいを感じられる仕事です。

この記事が、なにかのお役に立てば幸いです。