企業型DCを導入しました

企業型DCを導入しました

この度、弊社では従業員の将来の安心をサポートするため、企業型確定拠出年金(企業型DC)を導入いたしました。
「企業型DCって何」「スタッフにメリットあるの?」という方もいらっしゃるかと思いますので、この記事で概要を解説します!


企業型DCって何?iDeCoとどう違うの?

企業型DCは、会社が従業員のために掛金を拠出し、その運用成果によって将来受け取れる年金額が決まる制度です。簡単に言うと、働きながら老後に備えるための制度です。
企業型DCとiDeCo(個人型確定拠出年金)は、いずれも自分で運用を選択する年金制度ですが、いくつかの違いがあります。

企業型DC

・掛け金の拠出:会社
・加入対象:制度を導入した企業の従業員

iDeCo

・掛け金の拠出:個人
・加入対象:20歳以上60歳未満の個人

どちらも老後資産形成の一助となる制度ですが、企業型DCは、勤めている企業が企業型DCを導入している必要があります。2022年の統計によると、上場企業でも導入割合は40%程度で、中小企業となるともっと少なくなります。

参考:りそなBiz Action


企業型DCが、従業員にとって嬉しい理由

企業型DCには、従業員にとって多くのメリットがあります。

老後の資産形成をサポート

自分の選択で資産運用を進められるため、将来に備えることが可能です。
掛け金は株式、債権、金(ゴールド)、投資信託、または定期預金など選択肢から自由に運用することができます。

節税効果がある

給与として現金で支給される場合、その金額に対して、所得税や住民税、社会保険料等がさっぴかれて、手取りの金額はかなり目減りしてしまいます・・・。
DCの掛金は課税対象外のため、所得税や住民税の負担を軽減できます。

運用益が非課税

通常の金融商品では運用益に20%程度の税金がかかりますが、企業型DCでは運用益が非課税となります。これにより、投資で得られるリターンをそのまま老後資産として積み立てることが可能です。

仮に、月額の掛金を55,000円、年5%の利回りで、20年間運用したとします。そうすると・・・
掛金の合計:1320万円
受取時の残高:2260万円
運用益:940万円
となります。本来は、利益分の940万円に、20%分である約188万円の税金が掛かりますが、企業DCの場合、これが掛かからないということです。


ITreat社員の声

最後に、この度企業型DCを導入しました弊社スタッフのリアルな感想をご紹介します!
・「これまで勤めてきた企業が企業型DC非対応だったので、ずっとiDeCoで老後資金を蓄えてきました。企業型DCは、iDeCoと違い、掛金の上限が多く、社会保険料も抑えられる節税メリットがあるので、バンバンザイです!」
・「投資や年金という言葉がよくわかっていなかったのですが、会社主催の金融セミナーに数回出席することで、DCのメリットや商品の選び方がよくわかりました。少額から始められるのが嬉しいです。」


弊社は今後も従業員が安心して働ける環境作りを目指し、福利厚生の充実を進めてまいります。
企業型DCにご興味のある方や、当社で働くことに興味をお持ちの方は、ぜひ採用ページをご覧ください!